ここ札幌にも、春のFRENCH GARMENTSが届き始めています。
まずご紹介するのは”Y.P.OW SHIRT”です。
ピエールが長年求め続けていた「理想のシャツ」を是非、皆様のスタイルにも。
“Y.P.O.W”はYoung Prince Of Walesの頭文字から名付けられました。
英国王室のエドワード8世こと、後のウィンザー公が若かりし頃に着用していたシャツがモチーフ。
「歴史の中の洒落者」と言われるほどファッション業界では皆、影響を受ける人物で、
デザイナーのピエールも度々”Young Prince Of Wales”をモチーフにしたアイテムを作っています。
ワイドスプレッドカラーで、英国紳士の雰囲気を感じられる最もトラディショナルなデザイン。
台襟の高さも研究され、タイを締めたときの華やかな見栄えの良さは勿論のこと、
第一ボタンを開けた時の、襟の広がり方も美しく見えるよう計算されています。
襟にはカラーキーパーが入っていますが、芯を抜いてボタンを開けて着ても良いです。
袖口には綺麗に折りたたまれたタックが施され、仕立ての良さが伺えるディテール。
袖口の仕様にも特徴があります。ボタンが中心よりも少し高い位置に設置されている為、
「ダブルカフス」のように着ることができます。折り返した時の立体的なロールが綺麗。
本来、シャツというのは”下着”のジャンルに属します。
素肌にシャツを纏い、タックインすることを前提にしている為、丈はかなり長め。
動きやすいよう再度にはスリットを施しています。
CAP : ANATOMICA / BASQUE BERET
GLASSES : FRENCH VINTAGE
JACKET : ANATOMICA / SAVOYARDE ENGLISH MOLESKIN
PANTS : ANATOMICA / #618 LEAN
SHOES : ANATOMICA by ALDEN / PENNY LOAFER
「ワイドスプレッドカラーのシャツはタイを締めるでしょう」と
疑問に思う方もいるかもしれませんが、デザイナーPIERRE FROUNIERが実践している通り、
さらりとタックインをして、ジャケットを一枚羽織るくらいのラフな着こなしがお勧め。
これだけ削ぎ落とされたスタイルで”完璧”に見えるのは、
最高の既製服を目指して「生地」「ディテール」ともに選び抜いているからこそ。
今回、生地については触れていないですが、サヴィルロウに並ぶ名門高級紳士服と
遜色の無いものを使用しています。ピエールが生地に妥協することは無いのです。
MODEL : YPOW
COLOR : BLUE-WHITE-RED CHECK
SIZE : 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43
PRICE : ¥34,000-+tax
Made in UE
雑誌や街を歩く男性のスタイルを見ていると圧倒的に多いのがオックスのボタンダウンシャツ。
勿論、それはそれで格好いいのですが…アイロンを当てたシャツをさりげなく着る。
ワンランク上の大人なシャツスタイルを是非。
ANATOMICA SAPPORO 伏見