本日は、今シーズンに入荷のFrench Garments ItemよりARTHURをご紹介します。
名前の由来となるのは、19世紀に早熟の天才と呼ばれた詩人、Aruthur Rimbaud (アルチュール ランボー)。
17歳でパリにやってきた彼は10代に世界を圧倒させる作品を発表し、その後放浪を繰り返しエチオピアへと渡り武器商人となり、最期はマルセイユにてその生涯を終えます。
かつて、ピエールが19世紀に作られたエレガントなダスターコートを見つけたところ、ある一枚の写真が脳裏に蘇りました。
アルチュールランボーが写っている一枚の古い写真で、彼は同じダスターコートを着用していたのです。
SIZE : 0(XXS) / 1(XS) / 2(S) / 3(M) / 4(L)
COLOR : 上からBLACK / PRINCE OF WEALES BROWN / NAVY HERRING BONE / CAVIER GRAY
MATERIAL : 100%Linen
PRICE : ¥84,000-
Made in France
オリジナルとなるヴィンテージはリネン素材である為、この春夏シーズンのみリリースされるハーフ丈のコート。
生地の色目で印象はがらりと変わり、合わせ方次第で長いシーズンに渡り着用出来のも1つの魅力です。
シルエットはコンパクトな肩周りから裾に向かって大きく広がるAライン。
ラウンドカラーに比翼のフロントフライ、斜めに入る3つのフラップポケットが絶妙なアクセントになっています。
サイドには通常のポケットの他、中に着たジャケットにも手が伸びるスロテッドポケットが付いておりオーバーコートとしての面影を残します。
又、広く取られた身幅は、ゆったりとしたドレープとなり、エレガントな表情を生み出します。
上の写真は僕岩谷が2年程着用している物で、アイテム本来の埃除けのコートのように、どんな物の上からでも合わせを気にせず羽織り、何度も洗濯を繰り返していくうちにリネン特有の柔らかな生地感へと変化しました。
特に今時期は昼と夜の寒暖の差が激しいという事も有り、個人的には北海道に適したコートだと勝手に思っていたりします。(笑)
又、サイズ0は男性よりも女性の方がしっくりくる小さめのサイズです。
現に店頭では、男性と変わらない割合で女性の方がお求めになる程ですので、是非男女問わずに試して頂きたい1着です。
ANATOMICA 岩谷