本日は入荷したばかりのChurch’sより、定番モデル”DIPLOMAT”のご紹介です。
ANATOMICA by Church’s最大の特徴は何と言っても73ラストという1999年以前まで使われていた古い木型。
古くからのチャーチ好きの間では、いわゆる旧チャーチと呼ばれる1999年以前の物の方が、その美しいフォルムや履き心地の良さから支持されており、未だにこの73ラストをヴィンテージ市場から探されている方も多いそうです。
そんな現状の中、ANATOMICAでは創業当初より使われているノーザンプトンの工場で完全復刻しています。
セミブローグとブラックカラーの相性は文句の付けどころがない程、スタイリッシュ。
DIPLOMATはデザインも素晴らしいですが、使われているブックバインダーカーフという素材にも注目して頂きたい所です。
このブックバインダーカーフはChurch’sが独自で開発したガラスレザー、安価なガラスレザーとは違い特殊な樹脂コーティングを施した素材であり、高度な技術によって作られています。
その為、革本来の良さが残っており手入れの際もクリームをきちんと吸収し、ガラスレザー特有の劣化によるヒビ割れがありません。
イギリスのような雨の多い風土でも天候を気にせずに履けるようにと考えられたこの素材は、もちろんここ北海道にも適していると言えるでしょう。
上の写真は、私岩谷が約2年履き込んだ物です。
カーフの経年変化に反して、いつまでも綺麗な状態を保てるというのがこのブゥクバインダーカーフの良さでもあります。
CAP : ANATOMICA BASQUE BERET BLK-10
JACKET : FRENCH ARMY M-47 JACKET
KNIT : JOHN SMEDLEY MERINOWOOL CARDIGAN
PANTS : ANATOMICA TANGO PANTS / MACKENZIE CHECK
MODEL : DIPLOMAT
LEATHER : BOOK BINDER CALF
LAST : 73
OUT SOLE : LEATHER SOLE
SIZE (D) : 6 / 6H / 7 / 7H / 8 / 8H / 9 / 9H / 10
PRICE : ¥95,000-+tax
Made in ENGLAND
余談ですがDIPLOMATとは、”外交官”という意味、いざという時に身だしなみを正さないといけない男性にとってはどんな場面で人前に立っても恥じない靴であり、必ず持っていて損はない1足と言えるのではないでしょうか。
ANATOMICA SAPPORO 岩谷