所謂”ANATOMICA”仕様のアイテムは何故こんなに惹かれるのだろうか、とよく考えます。
もちろん数多くの魅力が詰まっているのですが、いずれもコンセプトがしっかり明確にありスタイルにブレがなく、その一貫性が洋服の美しさにも反映されているのではないか、と魅力の一つに感じます。
様々な”別注”と呼ばれるモノがありますが、ANATOMICAの”別注”と呼ばれるものを見ていると、どのアイテムも”必要に応じて”仕様を変更している事が読み取れます。
個人的には、理念や信念を一貫して製品を介して表現することがブレないピエールの姿勢こそ、習うべきで尊敬する部分だと思っています。
ピエールがANATOMICAをスタートさせる以前、
1979年より運営していた「HEMESPHERE」というショップにて
セレクトしていたオーストリアのニットメーカー”FANNI LEMMERMAYER”。
「HEMESPHERE」は1985年に閉店しており、
約35年ぶりにピエールがオーダーをしたのが約2年前。
ピエールの思い描くスタイルに、無くてはならないアイテムであったことが伺えます。
そんな中、昔ながらのアルパカのカーディガンをご紹介致します。
その歴史は古く、オーストリア・ウィーンにて1877年より創業。
素材には生後1年以内に刈り取られたピュアなアルパカウールが100%使われております。
昼夜の寒暖差が40度を超える環境、標高5000メートル以上に位置する南アンデスに放牧されているアルパカの体毛は、”呼吸する素材”と言われ気温の変化で熱の調節が出来る優秀な素材です。
「パール編み」のニットではまさに最高品質であることは間違いありません。
創業者ファニ レマメイヤーの「最高のものに勝るものはない」という理念のもと、伝統と品質を現代まで守り続けています。
そんな、誇りたかきFANNI LEMMERMAYERのANATOMICA仕様で制作頂いているのが当店に入荷している製品です。
世界で一番カラーバリエーションの多いニットメーカーなだけあり、
不思議と1枚、また1枚と買い足してしまいたくなる魅力があります。
それでは、早速今シーズンのラインナップをご覧ください。
<RED>
<ROSE>
<LILAC>
続いては、2PLY。
<YELLOW RAINBOW STRIPE>
<WHITE DIAMOND>
<MID GREY DIAMOND>
コーディネートのアクセントにもなる”FANNI LEMMERMAYER”。
1PLY,2PLYで様々な着方が出来るかと思います。
私たち札幌店スタッフも日々、どのように着こなすか考えるのが非常に楽しく、新しいバリエーションを発見したときは最高の気分です、、、
皆様も、是非様々な色味に挑戦してみてください。
《ANATOMICA SAPPORO ONLINE STORE》
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