BLOGをご覧の皆様こんにちは、ANATOMICA札幌店船橋です。
本格的に秋に近づいてきた札幌は、朝晩には冷たい風が吹いています。
店頭には、個人的にも入荷を楽しみにしていたビートニクスの文化を汲んだ”314BEAT”の新作が入荷いたしました。
色はベージュ。”314BEAT”はパリ本店と札幌店限定アイテム。
歴史と文化を纏う一着で、ピエール氏がビートニクス文化の反骨精神を反映させた一本。
ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズら
1950〜60年代、ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズらは、物質主義を拒み、ジーンズやコーデュロイで自由を表現しました。
ビートニクス文化は様々なカルチャーや文化を巻き込んで起こっていたものなので、それぞれに焦点を当てて考えるとまた違った見え方になるとは思いますが、今回は当時の詩人たちの話とそのスタイルについて。
ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード(路上)』やアレン・ギンズバーグの詩集『吠える』、ウィリアム・バロウズの小説『裸のランチ』は、即興的でスピリチュアルな表現で社会を挑発しました。
当時アメリカの詩人ジュリアンベックを中心としたリビングシアターと呼ばれるオフブロードウェイがあり、役者と観客が一体となるような演劇が行われていました。
彼もまた国家権力と戦いながら演劇活動を行なっていた一人です。
ジュリアンベックをはじめ、そこに集まる若者が好んで着用していたのはL社のジーンズで、そのスタイルは彼らのシンボルとなりました。
当時のリビングシアターの様子
前述が長くなってしまいましたが、L社のジーンズがベースとなっている新入荷の”314BEAT”コーデュロイは、ややハイウエストでいて腰回りはゆったりとした綺麗なストレートシルエット。
僕自身、加齢と共に体型が変わってきて「腰回りが楽なパンツ」というのは非常に履きやすく重宝します。今年購入した314BEATのSTONEはこの理由で好んでよく履いています!
今時期であればBB VESTやWESTERN SHIRTなどのコーディネートにも相性が良く、ジャケットはDOLMANをはじめ様々なアナトミカのジャケットと合うでしょう。
STYLING : 岡田
JACKET : DOLMAN
VEST : BB VEST
PANTS : 314BEAT CORDS
SHOES : ALDEN
STYLING : 船橋
JACKET : BASQUE JACKET
SHIRT : WESTERN SHIRT
PANTS : 314BEAT CORDS
SHOES : R.M WILLIAMS
SCARF : VICNANDINA
SIZE : 30 / 31 / 32 / 33 / 34 / 35 / 36
(詳細は店頭・オンラインで)。
在庫数に限りがあるのでお早めに!
次回ブログもお楽しみに!
ANATOMICA札幌 船橋