ANATOMICAを代表するモデル”DOLMAN”や”1839″と並び
1994年の創業当時からラインナップに存在する”SAVOYARDE(サヴォヤード)”
今シーズンより新たにLOVATが加わりましたので、早速ご紹介して参ります。
元々、フランスの「サヴォア地方」の商人たちが着ていたものであり、
その地方のオークションの競売人たちが愛用していたものがデザインソース。
ピエール自身、サヴォアのあるアルプス地方出身ということもあり、
大変思い入れのある1着なのだと、聞いたことがあります。
SAVOYARDE一番の特徴が、このシルエット。
前下がりで、長めの着丈が「前掛け」のような役割を果たし、
少し後ろにズレて配置されたポケットは荷物を運ぶ際に邪魔にならないようにと、
全てが、その当時の時代背景の理にかなった作りになっています。
曲線を描いたVネックも、このジャケットならでは。
タートルネックのセーターを合わせたり、スカーフを巻いたり「防寒」も考慮しつつ、
スタイルの変化も楽しめるので、この季節には大変重宝するディテールです。
ANATOMICAのジャケットを初めて着た方が揃っておっしゃるのが「動きやすい」と言う事。
それもそのはず。この画像をご覧頂ければ分かる通り、計算されたパターンによって
体の作りに沿った立体裁断が施されているからです。
肩からウエストにかけて膨らみを持たせ、ウエストは一度絞る。
動きやすさを考慮して腰回りはAラインに…と曲線を描いたパターン。
動けるワークウェアでありながら、まるでテーラードのような…
このバランス感こそがANATOMICAの真骨頂であります。
△スタッフ川村 / 身長173 cm / サイズL着用
CAP : STUDIO DONEGAL / NEWS BOY CAP
KNIT : ANATOMICA / TURTLE NECK SWEATER
SCARF : VICUNANDINA
PANTS : ANTOMICA / TRIM FIT PANTS
SHOES : ANDALUSIA / CRUZARD BOOTS
ピエールですらヴィンテージは過去に2度しか見たことがないという幻のジャケット。
何百年と言う時を経ても、色褪せることのないデザイン。
それを現代で楽しめるのは、ANATOMICAならではないでしょうか?
MODEL : SAVOYARDE
MATERIAL : ENGLISH MOLESKIN
COLOR : 手前から LOVAT / LIGHT OLIVE / BLACK / ROSE
SIZE : S / M / L / XL
PRICE : ¥87,000-+tax
Made in france
(※LIGHT OLIVEは昨年までLOVATと表記されていたカラーです。)
これまでにも様々なカラーでリリースされてきたSAVOYARDEですが、
各色によって展開されているサイズが異なりますので、
在庫の気になる方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
ANATOMICA SAPPORO 伏見