本日は、WAKOUWA SNEAKERの経年変化をスタッフが実際に履き込んだ物と比較してお伝えしたいと思います。
WAKOUWA の中でも、US NAVYにルーツを持つこの2色。
1930年代後半より米軍からの要請によりこのトレーニングシューズを手掛けていた、デッキシューズではお馴染みのブランド”SUPERRY TOP SIDER”。
上の写真はまさに、イメージソースとなったその当時のヴィンテージ。
この写真を見て分かるようにカラーリング、やフォルムに至るまで忠実に再現されている事を実証できるかと思います。
( 左 : スタッフ私物 約3年使用 右 : 未使用 )
そしてWAKOUWAの魅力として特にお伝えしたいのが、素材の経年変化。
右の未使用の物に比べ、左は3年間スタッフが履き込んだ物で、ヴィンテージに見間違えるほど良い雰囲気に変化しているのが分かります。
興味深いこの素材は、LL Beanの名作であるトートバッグの生地を提供していた米・DAN DUX社による物。
徐々に色の抜けていく様子は、アメリカの使い込んだワークウェアを彷彿とさせヴィンテージがお好きな方にも納得して頂けるエイジングに仕上がるかと思います。
また、見た目と同時にアッパーとインナーに異なるオンスのキャンバスを張り合わせている為、しっかりとした履き心地から柔らかく馴染み、次第にフィットすることでしょう。
アイテム自体が持つ背景を継承しつつもANATOMICAらしい思考によって生まれたWAKOUWAは、現代では忘れ去られてしまった作りの良さを感じられる逸品です。
是非皆さんも自分だけのヴィンテージに育ててみてはいかがでしょうか?
ANATOMICA 岩谷