何度かこちらのブログでもコーディネートなどに使用していたので、気にされていた方もいらっしゃるかと思います。
本日はこちらのパンツの詳細をご紹介します。
MODEL : TANGO PANTS
COLOR : SCOTISH TARTAN “MACKENZIE”
SIZE : 38 / 40 / 42
PRICE : ¥50,000-+tax
定番であるTANGO PANTSに特徴的なチェック柄を使用した1本。
目を引く柄はもちろんですが、このパンツが作られた背景にも注目して頂きたいです。
裾にかけて綺麗なテーパードシルエットは細身でスタイリッシュな印象。
ANATOMICAではセットアップのパンツとして使われるという事もあり、その上品な雰囲気が1番の持ち味だと思います。
ウエスト周りも特徴的で、ベルトレスで穿けるようサスペンダー仕様のクラシックなパンツです。
実際にはサイドについたアジャスターを絞ればサスペンダー無しでの着用も可能な為、着方を難しく考える必用はありません。
スコットランドのタータンチェックと言えば、その氏族によって様々な配色の物が存在し、日本で言うところの家紋のような物なのですが、今回使用されるのは”MACKENZIE”一族の物。
実際に英国王室や国防省などに生地を提供している由緒正しき生地メーカーの物を使用しているという事もあり、良く見かける柄ではありますが雰囲気の違いを感じ取って頂けるかと思います。
ミリタリーヴィンテージに詳しい方であればご存知かもしれませんが、実際にこの柄が使われたスコットランド軍のセレモニーパンツが存在します。
ANATOMICAの前身ともいえるHEMISPHERES(エミスフェール)でもそのセレモニーパンツはセレクトされていたらしく、当時はこのパンツに足下はALDEN、ジャケットはUS ARMYのファティーグジャケットがスタイルだったよ、とANATOMICA TOKYOの寺本さんに教えて頂きました。
OUTER : US ARMY / Junglefatigue jacket
INNER : ANATOMICA Shetland Clewneck Sweater / Black
STOLE : VICUNANDINA / BROWN
SHOES : ANATOMICA BY ALDEN V-TIP OX / Black
ということで、本日は寺本さんに教わった通りのコーディネートにしてみました。笑
個人的にもこのコーディネートにはとても共感が持て、上品な下半身の雰囲気に野暮ったいミリタリージャケットを持ってくるチープシックな感覚はなんともANATOMICAらしさが詰まったスタイリングだと思います。
万人受けするアイテムではないかもしれませんが、背景も含めグッと来た方はぜひ店頭にてご覧になってみて下さい。
ANATOMICA 岩谷