日中でもパラパラと雪が降り始めた札幌、本格的に冬物のアウターが必要な季節となってきましたので、本日も前回に引き続き入荷したばかりの本命アウターをご紹介します。
MODEL : SINGLE RAGLAN COATⅢ
SIZE : 44 / 46 / 48 / 50 / 52
MATERIAL : IRISH TWEED
PRICE : ¥150,000-+tax
ANATOMICA定番のシングルラグランコートにIRISH TWEED(アイリッシュツイード)を用いて作られた1着。
ツイードのメッカらしく重厚な素材感と大判のグレンチェックは雰囲気、防寒性共に申し分の無い組み合わせです。
ANATOMICAでも展開しているSTUDIO DONEGALに共通するネップの飛んだ素材感は、アイルランドの田舎を彷彿とさせる温かみのある印象です。
袖裏と背面には裏地も付いている為、ウール素材のジャケットなどの上に着用しても滑りが良く着易くなっています。
実際に、オーバーコートとして着用する事を考えると大事な仕様ではないでしょうか。
首元は、フックとチンストラップを閉める事で、冬場に突き刺さるような冷たい風もシャットアウト。
SCARF : ANATOMICA REAL SHETLAND MUFFLER
ボタンを開けてマフラーを巻く場合は、写真のシェットランドウールのように、ボリュームのあるアイテムが好相性です。
少し、野暮ったいかな?くらいの合わせが個人的には雰囲気が良いと思います。
HAT : JONATHAN RICHARD TWEED HAT
JACKET : DOLMAN BRITISH WOOL / PRINCES OF GOLD
PANTS : ANATOMICA TRIM-FIT PANTS / VELVETON BLACK
SHOES : PADMORE&BARNES (私物)
そして、このコート最大の特徴はこのボリュームのあるシルエット。
オーバーコートとしての機能を残した姿は、デザインが優先している洋服とは別物。
かといって、一辺倒に機能性だけを追っている道具としての洋服とも違う美しさがあると思います。
『大股に歩いた時にコートは綺麗になびかなくてはいけない』デザイナーであるピエールはどんな気分で、どんなサイズで纏う(まとう)かという事が大事なんだと語ります。
このコートを羽織れば、不思議と寒空の下でも楽しくなるような魅力が詰まった1着だと思います。
ぜひ、この冬の本命アウターをお探しの方、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
ANATOMICA SAPPORO 岩谷