ANATOMICAのジーンズの中でも日本の伝統的な染色方法によって作られる#618 SLIM FIT
一般的なジーンズのようなインディゴではなく、今現在では徳島平野でしか栽培されていない蓼藍(タデアイ)を原料とした “すくも” を用いて、綛(かせ)染めという特殊な方法が使われています。さらに、この色の濃さを出すために手作業で「30回」もの染色を重ねており、ものづくりの背景を想像しただけでも心掴まれるジーンズではないでしょうか。
▲左:新品の状態 / 右:1年間穿いたもの
着始めたばかりの頃は、しっかりとした色の濃さを楽しむことができ、
年数を重ねるにつれて、藍染ならではの優しい色味へと変化していきます。
普通のインディゴとは異なり、少しグリーンがかっているような色味へ。
#618 ORIGINALに類似したシルエットではありますが、それよりもやや細身の”SLIM FIT”タイプ。アメリカものタフな印象のジーンズとまた違う良さがあり、いつものジーンズをこれに変えるだけで、一気にフレンチな装いになりますね。
「人体構造学」に基づいた設計で、ヒップの形が綺麗に見えるように..と計算されているのも
パンツ作りにおいて、ピエールの譲れないポイントです。こんな綺麗なシャツを合わせるときには”タックイン”が断然格好いいと思いますので、後ろ姿の綺麗さも重要ではないでしょうか。
SHIRT : ANATOMICA Y.P.O.W SHIRT / WHITE
SHOES : ANATOMICA BY ALDEN MOC TOE BOOTS
シルエット、素材感の良さを徹底的に追求したジーンズだからこそ、
「白シャツ1枚」での着こなしが、この上なく格好よく見えます。
HAT : LOCK&CO / CLASSIC PANAMA
SCARF : 日本手拭い / 豆もやし
JACKET : ANATOMICA 1839 for Ladies / VAILON
SHOES : ANATOMICA ALHAMBRA TROUTTER / BLANC
一見するとインディゴ染めと見た目の違いは大差ないように思えますが、
どことなく、涼やかな日本の夏を感じさせる「藍染め」のジーンズを選ぶと言うことに
ANATOMICAらしいスタイル(個性)が現れますね。今週ご紹介している”HON AI”ファブリックのジャケット類とも相性が良いことは言うまでもありません…!
MODEL : #618 SLIM FIT
COLOR : HON AI
SIZE : 28 / 29 / 30 / 31 / 32 / 33 / 34 / 35 / 36
PRICE : ¥40,000+tax
「本藍」
“HON AI”&”INDIGO” FAIR
in
Anatomica Sapporo
— 2018.05.25(Fri)~05.27(Mon) —
————————————————————————————
今週末5月25日(金)~5月27日(日)の3日間、
ANATOMICA Sapporo 店内にて”HON AI”&”INDIGO” FAIRを開催いたします。
今シーズン展開している「本藍」French Garmentsをはじめとし、
”HON AI”&”INDIGO”にまつわるアイテムを一挙に披露いたします。
————————————————————————————
ANATOMICA SAPPORO 伏見