日本の夏を彩る風物詩でもある、お盆。古来より伝わる風習と、各地で夏の行事が行われ、日本の風情を感じる時季ですね。ジリジリとした暑さの中、季節外れの “雪兎(ユキウサギ)” が札幌へ涼を運んできました。
2023年3月29日で「10周年」を迎えたANATOMICA 札幌店。3月末にはパリからピエール、チャールズも駆けつけ、10周年の記念パーティーを開催させていただきました。予想以上にたくさんの方にお集まりいただき、改めて皆さまへの感謝の気持ちとANATOMICAの偉大さを感じられる1日でした。本当にありがとうございます。
その際に記念のアイテムを用意させていただいたのですが、1点だけ入荷していなかったもの…
ANATOMICA SAPPORO 「10周年」を記念して 【第二弾】
— PIERRE FOURNIER × PHILIPPE MORILLON 手ぬぐい —
試行錯誤の末、予定よりも5ヶ月ほど遅れて、ようやく完成いたしました!
ANATOMICA ディレクターのピエールと、ピエールが1979年より運営していたお店「HEMISPHERE」時代からのグラフィックパートナー、フィリップ。ピエールの友人で、写真家・イラストレーター・画家としても活躍するフィリップは、パリのほか、ロンドン・ニューヨークでも活躍するアーティストで、かの有名なアンディ・ウォーホルとも仲の良い友人であったそうです。
今回 ピエールとフィリップがANATOMICA SAPPORO 10周年のために製作した手ぬぐいはこちら。札幌の土地にちなんだ “Le lièvre variable(ユキウサギ)”です。
冬のあいだ、パリのお店には、このユキウサギのぬぐるみが沢山飾られていたそうで、ひとつ札幌のお店にも譲っていただきました。ぜひ、ご来店された際にはそのぬいぐるみも見つけてみてください。
また、10周年パーティーの際 ピエールのジャケット胸元にはウサギのブローチ。きっと、ご来場された方で気がついた方もいらっしゃるのではないでしょうか!2023年卯年、ウサギが好きなピエールと、雪の積もる札幌と。色々な要素が合わさって、記念に相応しいアイテムになったと私たち自身も誇らしく思っています。
▽墨黒(スミクロ) : ONLINE STORE商品ページはこちら
▽紺桔梗(コンキキョウ): ONLINE STORE商品ページはこちら
日本の伝統色である「墨黒」と「紺桔梗」の2色。ワインを嗜む姿、スキーを楽しむ姿、舞い落ちる雪と、10周年を記念するピエールのサイン。ピエールとフィリップの共作でできたオリジナルのグラフィックを版から作り、完全にANATOMICA 札幌店限定の手ぬぐいに仕上がりました。
手ぬぐいには大きく分けて「注染」「手捺染」「顔料プリント」という3つの手法があり、「注染」と「手捺染」が《本染め》という伝統的な手法です。今回は、木のヘラを用いて1枚ずつ染める「手捺染」を用いています。グラフィックの線の細さまで再現することが可能で、注染よりも色落ちしにくいのが特徴です。
手ぬぐいをスカーフのように首に巻くのが好きなピエール。いつもの手ぬぐいでは少し短いとのことで、通常よりも「5cm」ほど長い仕様にしております。まさにフランスと日本が融合したANATOMICAらしい手ぬぐいです。
Item : PIERRE FOURNIER × PHILIPPE MORILLON 手ぬぐい “Le lièvre variable”
うさぎのサイズ感、雪の大きさや線の細さ…何度も何度もサンプルを作り、「デビル・オブ・ディテール」の名のもと、ピエールによる細かな修正を重ねて、ようやくのお披露目です。
皆さまへは大変お待たせしておりましたが、夏のなんとも粋なタイミングでの入荷となりました。店頭・オンラインストア共にご用意ございますので、どうぞご覧くださいませ。
ANATOMICA SAPPORO 伏見
011-219-1231