《イギリスのテーラードジャケットに、フランスのワークウェア、アメリカのスポーツウェアと一緒に並ぶチマヨベストやコンチョベルト…様々な国やスタイルが入り混じっているにも関わらず、統一感があり完成された店内。》それはもう衝撃的な格好良さでした。
1970年代 当時を生きていない私ですが、諸先輩方から何枚かの写真を見せていただく中で
まさに”コンセプトショップ” (現代のセレクトショップ) と呼ぶにふさわしい【HEMISPHERES (エミスフェール)】という店の格好良さを教えていただきました。そう、ピエールがかつてANATOMICAを始める前に運営していたお店です。
そのなかで、スタイルに大きな影響を与えてくれたのが “ウエスタン” ただアメリカンにウエスタンを着るのではなく、その他諸々のサイズ感であったり、合わせるアイテムをミックスしながら “着こなす” ウエスタンはとても格好良く新鮮に映りました。
今シーズン、久しぶりにウエスタンシャツの入荷です。
私自身、ANATOMICAで2013年にリリースされていたウエスタンシャツを色違いで所有しているほどワードローブには欠かせないアイテムになっており、この待望の復活を待ちわびていました。
写真右は、私が数年着用しているもの。(購入してから何年経ったか忘れてしまいましたが…) 生地の風合いが増し、購入した当初よりも今現在の方がより愛着が湧いて気に入っています。
ベースとなるのはピエールが気に入っているヴィンテージのウエスタンシャツ。ノコギリポケット・パールスナップボタン・トリプルカフス。
▼STAFF : 船橋 (身長175cm / Mサイズ着用)
JACKET : HOBEREAU/ENGLISH MOLESKIN/TAUPE
SHIRT : WESTERN SHIRT/INDIGO NON WASH
SCARF : ANATOMICA BY DRAKE’S/UNICORN SCARF/BROWN
BELT : DAHLMAN / ARCHITECT BELT/BROWN
SHOES : ANATOMICA BY ALDEN / V-TIP
▼STAFF : 本間(身長173cm / Mサイズ着用)
SHIRT : WESTERN SHIRT /I NDIGO NON WASH
SCARF : MOSAIC ANIMAL SCARF/SAFFRON
PANTS : TENNIS / DONEGAL TWEED/DARK BROWN
SHOES : ANDALUSIA / CRUZADOBOOT
▼STAFF : 伏見(身長166cm / Mサイズ着用)
INNER : MSG&SONS / THERMAL 88/12
SHOES : VINTAGE
HEMISPHERESから影響を受けていることは勿論なのですが、個人的にはこちらのスタイルにもグッときます。アメリカを代表する女性画家 Georgia O’Keeffe 、ニューメキシコ北部サンタフェに魅了された彼女もまた、スタイルがあって素敵なのです。
皆さまもぜひ、ノンウォッシュから育てて、自分らしいウエスタンスタイルを見つけてください。
ANATOMICA SAPPORO 伏見
011-219-1231