ここ最近は、ぐっと気温が下がり冷え込む夜も多くなってきましたね。
皆様、体調を崩さぬよう、お気を付け下さいませ。
本日は、フレンチガーメントの新モデルをご紹介致します。
その名も、「APACHE」。
「APACHE」(アパッチ、もしくはアパッシュ)は、PARISの路地裏で強盗などの犯罪に手を染めていた若者のことを指します。
当時の写真から、ベレー帽やキャスケットを被っていることが多く、動きやすいようにワークジャケットを羽織っています。
それにナイフや拳銃を持ち、悪さをしていたのでしょう。
着ているものは決して高価でもなく、仕立てられたものでもないかもしれませんが、その着こなしは格好良く、僕たち服好きの心を刺激します、、
その姿は今になって新鮮にも写ればクラシックにも映ります。
そんなPARIS・GANG 「APACHE」からインスパイアされたジャケットが、こちら。
ITEM : APACHE
FABRIC : GERMAN TWILL (100% COTTON)
COLOR : BLACK
SIZE : S / M / L / XL
PRICE : ¥84,000+tax
made in France
一件はフレンチモールスキンのような雰囲気に見えますが、織りががはっきりと見えるツイル素材。
ドイツ製のやや硬い高密度織りの生地は、品がある中にも男らしさも感じます。
この形をみてVINTAGEフレンチワークジャケット・コルタンを連想させる方も多くいらっしゃると思いますが、VINTAGEのそれよりもシェイプされたウエスト部分、太めに湾曲された太いアームホール。
安心感のある着丈にワークウェアならではの作業時に邪魔にならない為にやや後ろに設計されたサイドポケット。
フレンチワークの匂いを強く感じるこの1枚ですが、気比べるとエレガントさがまるで違います。
大きめに設計された襟は、立てると風除けのディテールにもなりますし、見た目にもインパクトを与えてくれます。
袋縫いで縫製された襟は、平坦ではなく立体的な表情になっています。
主張しないやや小ぶりなボタンは、嫌味でなく自然に馴染んでいます。
細かな点ですが、ANATOMICAのこの手のワークジャケットはどれも違うボタンが使われており、妥協のない1枚に仕上がっています。
左胸部分にはワークらしいパッチポケットが1つ。
そこそこの大きさもあるので、タバコとライターが容易に入ります。
やや右上がりになったポケットの形状も、見落としたくないポイントです。
JACKET / APACHE
INNNER / POCKET TEE
PANTS / TANGO PANTS
CAP / JAMES LOCK
やや品があるアイテムと合わせることで、丁度良い塩梅に。
5POCKET PANTS、JOHN SMEDLEYのアンサンブルなんかに合わせても格好いいと思います。
きっと、ANATOMICAの背景ありきの洋服に魅力を感じて愛用して頂いている方には、一度羽織るだけでその空気感を理解して頂ける素晴らしいアイテムだと思いますので是非お試しください。
皆様のご来店、お待ちしております。
ANATOMICA SAPPORO 近谷