※2023年8月31日更新
アナトミカ札幌店 スタッフそれぞれの レコメンドアイテム をご紹介して参ります。今回は、私 「近谷」のおすすめアイテムをご紹介いたします。
①【 ANATOMICA BY ALDEN(アナトミカバイオールデン) / INDY BOOTS(インディーブーツ) 】
先ずは、7年間の歳月心待ちにしていたANATOMICA BY ALDEN。
私は、ネイビーのクロムエクセルを採用したインディブーツを念願叶って手に入れる事ができました。
COLOR : NAVY
LAST : MODIFIED LAST
SIZE (D) : 6H / 7 / 7H / 8 / 8H / 9 / 9H / 10
SIZE (E) : 7H / 8 / 8H / 9 / 9H
※2023年8月31日現在、こちらのアイテムは完売しております。
【 弊社運営店舗 Arch(アーチ) にて在庫のあるALDEN(オールデン) はこちら！】
アナトミカ では、靴に限らず「フィッティング」に関して独自の観点からお伝えしています。
中でも、シューフィッティングに関しては足をしっかりと計測しサイズを導き出し、足を通して頂きご案内しています。
米・ALDEN(オールデン)のモディファイドラストに関してはインサイド・ストレートの概念から、なるべく自身の足がフリーな状態になる環境を作り出せる構造をしていて、まさにANATOMICAL(解剖学的)な背景を持つラストになります。
オールデンをたくさんお持ちの方で、「自分のサイズは〜だから、このサイズを持ってきてほしい」と仰られても私達は足を計測してからのご提案が義務付けられています。
実際、足を計測すると思っていたサイズと１サイズほども違った、なんてことはよくある話なので、少々面倒かもしれませんが足を計測させて頂ければ幸いです。
前置きが長くなりましたが、、、
今回の「インディブーツ」はネイビーでの入荷。
ご存知の方も多いかと思いますが、映画 [インディージョーンズ]で主演のハリソンフォード氏が、履いていた事に由来するこの”INDY BOOTS”。
撮影中のハリソンフォード氏は元々衣装として手渡されていたブーツがあったそうなのですが、足が悪かった為そのブーツが気に入らなかったらしく、私物で愛用していたオールデンのブーツに履き替え撮影に臨んだそうです。
アナトミカ で展開されるインディブーツはそれを元にモディファイドラストで別注しており、この仕様は世界でもアナトミカ だけが作る事を許されている特別なモデルになります。
left : 近谷私物 right :新品
実際に購入し結構な頻度で履いて参りましたが、少しずつ表情が変わってきました。
初めは、少しマットな雰囲気ですが履き込み油分が滲み出てくることでより光沢が増し良い雰囲気になって参ります。
私はブラウンのネップが吹いた「ドネガルツイード」のセットアップに合わせてみました。ワークブーツとして機能を果たしながらも、この様にセットアップに合わせても様になるので、ここ北海道では様々なシーンで活躍します。綺麗に履くのももちろんおすすめですが、タフに使いエイジングさせて、トウの部分とヒール部分を重点的にポリッシュして履くのも個人的にはおすすめです。
②【 HOBEREAU / MILTON COTTON NATURAL 】
Size : 46 / 48 / 50 / 52 / 54 / 56
Price : ¥88,000- (¥80,000+tax)
次は、「HOBEREAU(オブロー) / MILTON COTTON NATURAL」。実に程よい色味のミルトンコットンナチュラルは、様々なコーディネートで重宝します。素材も綿100%ですし、形もあくまでワークジャケットなので、気負わずにガシガシ羽織る事ができるワークジャケットです。
春夏のシーズンでリリースされていますが、素材的には通年お使いいただけます。フランスの農作業着にフォーカスしたジャケットなのに程よくエレガントで、やりすぎていなくて着ていて疲れない。ダークトーンなコーディネートにも映えますし、ベージュや白基調のコーディネートにも自然な雰囲気を醸し出してくれます。
春夏にはレイヤードあまりできない分、こういった主役になるアイテムが非常に重宝されます。私自身、白を基調としたアイテムは大好きでよく着ますが、中でも使いやすさで言ったら抜群の汎用性を誇っています。
大切な日にはリネンやエア・テックスのシャツなんかをサラッと着て色落ちした5ポケットパンツにローファーなんかを合わせ、軽く腕まくりをしてビストロなんかに行くのも粋ではないでしょうか、、、と妄想してしまいます。笑
③【 AEROMECANO / TYLON LINEN NATURAL 】
Price : ¥88,000- (¥80,000+tax)
やはりVINTAGE好きの私は避けて通れなかったです、、「タイロンリネン」、、、
完全に直球のフレンチワークなAEROMECANO(アエロメカノ)に未処理のネップだらけのリネンの生地感にやられてしまいました。。。
未処理のリネンの糸を使った「タイロンリネン」シリーズは、フランス製ならではの魅力がたっぷり詰まっていると思います。日本では技術が進んでいるため、綺麗に糸の処理を行うのが当たり前で、生地にネップが吹いていることはほとんどありません。
それはもちろん自国の技術が進んでいて喜ばしいことなのですが、古いワークウェアを見ていると未処理のネップを吹いた地厚のリネンが凄まじいオーラを放っていて、その歴史や背景に心を奪われた経験がこのジャケットを見て蘇りました。
きっとこのアエロメカノも何十年と活躍し、その頃には凄まじいオーラを放ち、私たちの気持ちを盛り上げてくれるはずです。
素晴らしい経年変化と共にこれから何十年と年を重ねていく中でこの時に感じた感覚やこのジャケットを着て過ごした時間を鮮明に思い出させてくれると信じ、大切に着たいと思います。
最後のAEROMECANOに関しては個人の感情も入ってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとう御座います。
近々での重大発表もございますので、乞うご期待です。
ANATOMICA SAPPORO 近谷
《ANATOMICA SAPPORO ONLINE STORE》
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