Tシャツやシャツ1枚で出掛ける事が多くなるこの季節、アウターのポケットがない為、携帯電話や財布など身の回りの物を収納するのに困った事はありませんでしょうか?
そんな時にお勧めなのがこの”French Army Shoulder Bag”です。
ベースとなるデザインは、1920〜1940年代にかけてフランス軍に支給されていた小振りのショルダーバッグ。
デザインや大きさはその当時の物とほぼ同じですが、ファブリックに日本の伝統的な染色法方で染められたデニムを使用している点がとてもANATOMICAらしさを感じます。
展開カラーは全3色、左よりLIGHT AI / DARK AI / SUMI BLACK
LIGHT AI (本藍10回染め)
DARK AI (本藍30回染め)
こちらの本藍染めは現在徳島平野でしか栽培されていない 蓼藍(タデアイ)を原料とする『すくも』を用いて綛(かせ)染めされます。
高度な技術と手間を要する為、少量生産しかできない貴重な染色方法は『ジャパンブルー』と呼ばれ世界的にも有名。
SUMI BLACK (墨染め)
日本古来の染色方法である墨染めは、松媒や油媒という植物染料に鉄で媒染した 墨汁を糸や布に浸して染められます。
その色合いは、黒というよりも深みのある灰色で、古くから水墨画や僧衣などで使用されていたため、自然と日本人の美意識の中に溶け込んでいる色でもあります。
更にデニムの素材は全てオーガニックコットンの為、天然染料との組み合わせは何とも言えない経年変化が楽しめます。
使われている、ボタンとシンチは全てヴィンテージを使用している所も見逃せないポイントです。
容量的にも身の回りの物を入れるのに程よいサイズ。
個人的にパンツのポケットに物が沢山入っている状態はあまり格好良いものではないと思うので、このサイズのバッグはとても重宝しています。
以前、ANATOMICA デザイナーであるピエールはアウターの中に背負ってポケット感覚で使うのがお勧めだ!と話してくれました。
この使い方、どこかスタイルも感じますし教えてもらってからと言うもの、すっかり気に入っています。笑
SIZE : 24.5cm × 36cm
FABRIC : DENIM
COLOR : LIGHT AI / DARK AI / SUMI BLACK
PRICE : ¥17,000-+tax
薄着になる夏だからこそ、こう言った部分に気を使いスマートに過ごしたいものですね。
自分に欠かす事の出来ない”道具”になる逸品です、ぜひ長く愛用してみて下さい。
ANATOMICA SAPPORO 岩谷