本日よりANATOMICA SAPPORO スタッフそれぞれの “Recommend Item” をご紹介して参ります。今回は、私 「伏見」のおすすめアイテムを3つほど。
【 trippen / SCOTCH 】
ここ数年、毎年この時期になると愛用している trippen の SCOTCH というモデル。
trippenのデザイナーとも交流のあるピエールが考案したモデルだと聞いています。
“Anatomical” = 人体構造学 を語源に持つANATOMICAはシューフィッティングには強い拘りを持っています。「Aldenのモディファイドラスト」「BIRKEN STOCK」「trippen」「CYDWOQ」「Church’sの73ラスト」これまでにANATOMICA PARISで取扱ってきシューズはどれもオーソペティックシューズの観点から作られたものです。
1日中立っている仕事だからこそ、靴の重要性というものを感じるのですが、実際に愛用してみて SCOTCH の履き心地が素晴らしくラクなこと。そして、見た目にもエレガントさと、程よい”抜け感” みたいなものがあり、病み付きになりました。
これだけの快適な履き心地に加え、デザイン性の良さ、オールソール交換可能、パーツ取り寄せ可能など優れたアフターケア。個人的に、trippenはコストパフォーマンスにも優れている!と思っています。
今シーズンは、定番のブラックに加え、パリで扱っていた「ホワイト」もオーダーしています。
さらに、国内展開のSCOTCHですと、男性用は短いシューレースなのですが、札幌店のために、ドイツ本国にて使用されている長いシューレースも付けていただきました。さりげなく足首に巻きつけると、とってもエレガントなので是非お試しくださいませ。
price : ¥48,400- (¥44,000+tax)
【 GURKHA 】
次にご紹介するのはアイリッシュリネンの「GURKHA」です。数あるフレンチガーメンツの中でも、マイナーなアイテムかと思いますが、知る人ぞ知る名作です。
【 Comme avant, pour tout le monde, comme personne. 】
「時代を超越したオリジナルで最良のもの」という言葉とともに並んだフレンチガーメンツ。
こちらはANATOMICA創業当時に展開していたモデルの一覧。
「DOLMAN」「ARTHUR」「TANGO」といったお馴染みのものもあれば、ご紹介する「GURKHA」「INDIA」「GARDIAN」のように、今では見慣れないモデルも。
その名の通りグルカ兵と呼ばれるネパールの山岳民族から構成される戦闘集団が着ていた軍服がモチーフになっています。イギリスとの繋がりが深く、エポレットや着丈が長くシェイプの効いたシルエットが特徴。グルカサンダル・グルカショーツと、現代でもサンプリングされるデザイン性の高さは、その背景にグルカ兵の背景に英国らしい物作りがあるからでしょう。
よく見ると、メンズ用のサイズでありながら「右前立て」なのです。もともと、ANATOMICA PARISに所属する唯一の女性スタッフ、ドミニクが着用してサンプルを作成したため、このような仕様になったのだとか。ちょっとしたミス?のようでもありますが、以降そのままメンズ用のサイズも右前立てで作られています。こういった逸話含めて、面白さを感じていただけるのではないでしょうか。性別関係なく着ていただけますので、サイズが合う方は是非。
北海道の夏は短い。日中は暑くても朝晩の羽織ものが欠かせません。そういった時に、熱帯地域で使われていた背景を持つディテールのリネンジャケットを羽織る。素敵だと思いませんか?アイリッシュリネンのサンドベージュ、パナマコットンのホワイトと色・生地の選び方も「理にかなっているな」と感心してしまいます。
【 JOHN SMEDLEY / ADRIAN 】
3つ目のおすすめアイテムは JOHN SMEDLEY の “ADRIAN”
個人的に、長袖・半袖問わず「コットンニット」が大好きです。コットンに限らず、リネンニットやシルクニットなど、夏に着るニットが好きなのですが…中でも、やっぱりJOHN SMEDLEYの品の良さといったら唯一無二ではないでしょうか。
私自身が、重ね着をしたり沢山の色を使ったコーディネートが得意ではないこともあり、シンプルなコーディネートでも完成する理想を追い求めて、ついつい一つのアイテムに対しての「素材感」「色合い」「シルエット」選びに慎重になります。
JOHN SMEDLEY は、その “理想” が形になっているので、ただ気に入っているジーンズを合わせるだけでも十分サマになってしまうのです。 ANATOMICAのラインナップの中では、ジャケットやパンツといったアイテムに目がいってしまい、後回しにしてしまいがちですが…お客様の中でも、より強い拘りを持っていらっしゃる方ほど、毎年欠かさずにJOHN SMEDLEYを買い足されているように思います。
もしも「お洒落がしたいけれど、何を買っていいか分からない」という方がいらしたら、まずJOHN SMEDLEYをワードローブに揃えることから始めてみてください。下手にデザイン性のあるものを取り入れるよりも、よっぽど素敵に見えるはずです。
札幌店では、毎年ピエールが選んだシーズンカラーを始め、その季節に入荷するフレンチガーメンツとコーディネートしやすいカラーをセレクトしていますので、まずはブラック・ネイビーから、徐々に色ものを買い足されると良いのではないでしょうか。
ジェンダーハラスメントになりかねないので大きな声では言えませんが…この、ごくシンプルな1枚に「清潔感」「気の利いた品の良さ」「男らしさ」「大人の色気」といった全てを持ち合わせていると思います。
Color : BLACK / NAVY / EMVINTED BLUE / COFFE BEAN / GINGER / CLOUD
今回は「個人的な」おすすめアイテム3選という事で、偏った表現になってしまったかもしれませんが、楽しんで頂けましたら幸いです。
ANATOMICA SAPPORO 伏見
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