いつもブログをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
新年最初のブログは、今時期に活躍するウールのジャケットです。
1860年代創業、150年以上の歴史を持つ英国老舗ファブリックメーカーのウール生地を使用。”DARK SLATE(ダークスレート)”と名付けられた、何とも美しいグレーが目を惹く一枚です。この色の美しさこそ、このファブリックメーカー最大の特徴。原毛から最終の仕上げまで一環して工場内で行っているため、複数の色糸を使用した、オリジナルのカラーを作ることができるのです。過去5世代に渡って受け継がれた膨大な色のバリエーションから、ピエールが選び抜いた色です。
「1909」と名付けられたこのジャケットは、その名の通り
1909年にフランスのワークウェアとして使用されたいたアイテムがベースになっています。
ANATOMICAには「1839」「1841」とFrench Armyをベースに作られたジャケットがいくつか存在しますが、その中で最も新しい年代をモチーフにしています。
フロントポケットはパッチポケットで、これまでよりも簡素化されているように思えますが、
シェイプの効いた背面や立体感のある肩周りは、それまでの年代には見る事の出来なかったパターンで「動きやすさ」と同時に「エレガントさ」を感じさせる部分。
時代の変化とともに美的感覚や縫製の技術が優れていったことが伺えます。
ミニマムなデザインの中に漂う気品あるワークジャケットなのです。
CAP : ANATOMICA × JAMES LOCK&CO
KNIT : JOHN SMEDLEY / RICHARD
JACKET : ANATOMICA / 1909 JACKET
VEST : ANATOMICA / SAGAN VEST
PANTS : ANATOMICA TANGO PANTS / FOX FLANNEL
SHOES : ANATOMICA × Church’s
上記スタイリングで着用している “SAGAN VEST” もまた
“1909”と同じウールのDARK SLATE(ダークスレート)を使用しています。
モールスキンやツイードのベストとは一味異なる、大人な色気のある1枚。
1909とセットで着用して頂くのもおすすめですし、
ミリタリージャケット、モールスキンのワークジャケットなんかとも好相性。
個人的には、秋冬シーズン”最も”着まわしの出来るSAGAN VESTだと思います。
今時期であればJOHN SMEDLEY等、ウールのセーターの上に着用するのも良いですし、
季節の変わり目にはカットソーやシャツの上にさらりと羽織るのも素敵。
写真では、この綺麗な色が伝わりにくく申し訳ないですが
何とも大人な魅力漂うSAGAN VESTですので、ぜひ試していただきたいです。
MODEL : SAGAN VEST
FABRIC : SOLID WOOL
COLOR : DARK SLATE
SIZE : S / M / L
PRICE : ¥58,000-+tax
Made in France
MODEL : 1909
FABRIC : SOLID WOOL
COLOR : DARK SLATE
SIZE : S / M / L
PRICE : ¥98,000-+tax
Made in France
2019年も、まだまだ知られていないANATOMICAのツウ好みなアイテムを
ご紹介できるよう、ブログやインスタグラムを更新してまいりますので、
どうぞお付き合いくださいませ。宜しくお願いいたします。
ANATOMICA SAPPORO 伏見