Arthur | ANATOMICA SAPPORO アナトミカ札幌

先日、ポップアップイベントで京都へお邪魔した際に、本当に沢山のお客様から「ブラックは札幌のイメージがある」というお話を伺いました。

それもそのはず…ANATOMICAでは毎シーズン魅力的な生地が沢山あるのですが、何があろうと毎年欠かさずにオーダーを入れているのが《ブラックリネン》なのです。

1994年 ANATOMICA 創業当時のファーストコレクションにも並ぶ生地で、もちろんパリのお店でも毎シーズンなにかしらのモデルで “ブラックリネン” を展開しています。さらには…日本国内の直営店舗ができる前からANATOMICAをご購入されていらっしゃるお客様や、ピエールと付き合いの長いデザイナー様方の私物コレクションでは、高確率でANATOMICAの “ブラックリネン” がラインナップされているのです。購入時期も購入場所も異なるはずなのに、持っていらっしゃる方が多いということは、それだけ長くANATOMICAのスタイルに欠かせないということではないでしょうか。

今シーズンはアイルランド産の “TYRONE(タイロン)” リネンを使用しています。通称トロピカルリネンと呼ばれる “LISMORE(リズモア)”と比較すると、ややざっくりとした質感で、中肉厚の生地感が特徴。

分かりやすいように画像と重さ(DOLMAN / Mサイズで計測) でそれぞれを比較してみると、左側が “LISMORE” で重さは410g 、右側が “TYRONE”で重さは520g です。番手の太い糸になっているのが分かるでしょうか？アイリッシュリネン特有の艶やかな滑らかさを持ちつつも、しっかりとハリがあり「ぶるん」とした “とろみ” のある生地。経年変化も楽しめそうです。

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