天気予報では10℃以下の数字が並ぶようになってきた札幌ですが、これからの時期に本領発揮するのがHARRIS TWEEDを使用したジャケットです。
今年も各色入荷しております。
本日は、僕(岩谷)お勧めのオリーブからご紹介します。
既に数年前からリリースされているジャケットですが、もう一度細かいディテールなどもご紹介させて頂こうと思います。
まず、ベースとなるのはピエール氏が最も完成度が高かったと言う1960年代イギリスのスポーツジャケット。
少し太めのラペルやウエストのシェイプ、スラントポケットに三つボタンの仕様はクセの無いデザインながら、今はあまり見られないスタイル。
太めのラペルと高めのゴージラインはクラシックな印象ですが古くささは感じさせません。
切羽仕様でありながらアキミセにしている所には、”既製服の中の最高峰を作りたい”というピエール氏のアイデンティティーを感じる部分でもあります。
絶妙なシェイプが利いたウエスト周りとセンターベントは、後ろから見てもエレガント。
( スタッフ岩谷 身長169cm 体重55kg サイズ36着用 )
INNER : ANATOMICA SHETLAND SWEATER / BLACK
PANTS : Levis 501 / BLACK
SHOES : BLUNDSTONE #500 / BROWN
数年前から僕も愛用しているこのオリーブですが、普段はスラックスではなくジーンズにワークブーツでラフに着ることが多いです。
ジャケットだけでもかなりの暖かさに驚かされるのですが、真冬はその上からベンタイルパーカーを羽織ることで北海道の厳しい冬でもなんら問題はありません。
本来、ハンティングや乗馬などアウトドアでも使われていたツイードジャケットという事もあり多少のキズは気にしていません。
写真でも分かるようにレザーのバスケットボタンは表面が剥がれ、何かの拍子で破いてしまった部分もリペアを施し、それも味だと思って着ています。
これから先何年着続けるか分かりませんが、いつか肘が破けてエルボーパッチを縫い付けないといけなくなった頃には、自分もこのジャケットと共にいい歳のとり方をしていると良いなと思わせるお気に入りの1着です。
SIZE : 36 / 38 / 40 / 42 / 44
COLOR : OLIVE
MATERIAL : HARRIS TWEED
PRICE : ¥76,000-+tax
ぜひ長年の相棒として着れるHARRIS TWEED をお探しの方は一度店頭にてご覧になってみて下さい。
明日は、スタッフ山内の愛用しているHARRIS TWEEDをご紹介しますので、そちらもお楽しみに!
ANATOMICA 岩谷