Monthly Archives: 2018年8月

#618 ORIGINAL

 

季節の変わり目は「定番」を見直す良いキッカケでもあります。

ANATOMICAが満を持してリリースした #618ORIGINAL が全サイズ揃って入荷致しましたので、改めてそのディテールを徹底解剖してみたいと思います。

 

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MODEL : #618 ORIGINAL

COLOR : INDIGO

MATERIAL : LEFT HAND DENIM

SIZE : 28 / 29 / 30 / 31 / 32 / 33 / 34 / 35 / 36 / 37 / 42

PRICE : ¥24,000- + tax

 


「1:1.618 の黄金比率」

古来より人が「美しい」と感じるものには一定の法則がありました。

その黄金比率のように美しいジーンズを目指したのが、ANATOMICA #618 ORIGINALです。

このジーンズの品番となる#618は黄金比(1:1.618)を意味しています。

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△葛飾北斎 富嶽三十六景と黄金比率の関係性

 

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△オーム貝と黄金比率の関係性

 

建築・美術・芸術品に止まらず、上記のように自然界においても

私たちが普段から何気なく美しいと感じるものや、心揺さぶられる自然の景色などにはこの比率が大きく関係しており、誰に教えられた訳でもなく本能的に感じるものだそうです。

 

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この長方形の「プロポーション」の虜になり、黄金比のように美しい「シルエット」を持つJEANSを提案したいとANATOMICA PARISのピエールフルニエが発案したのが2006年のことでした。そして発案から試作品を作り返すこと、実に7回。ようやく2007年、ANATOMICA PARISは開店してから初のJEANSの販売を開始しました。


 

ー シームレスであるという事 ー

 

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一般的なジーンズは脇に縫い目があり「赤耳」等そのディテールの違いに注目されますが、

その#618は脇に縫い目の無い『シームレス仕様』になっています。

古くはUS NAVYの作業パンツがイメージソースになっていて、

一枚生地で仕上げることで縦長の筒状の綺麗なシルエットになるのです。

そして従来の5ポケットパンツとは差別化できる最も大きなポイントでもあるでしょう。


ー 50年代のアメリカ製ジーンズのような生地 ー

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素材には、50年代のLee101Zに使用された左綾織のデニムを元に岡山にてオリジナルで制作。左綾織のため、縮みが出にくく、シルエットが崩れにくいのです。

色を落とさずに穿くことを推奨していますので、自宅でシルケット加工(酢漬け)をするのがお勧め。やり方が不安な方は店頭にてお気軽にお声掛けください。


ー「人体構造学」に基づいたパターン ー

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「人体構造学」に基づいた設計で、ヒップの形が綺麗に見えるように..と計算されているのも

パンツ作りにおいて、ピエールの譲れないポイントです。こんな綺麗なシャツを合わせるときには”タックイン”が断然格好いいと思いますので、後ろ姿の綺麗さも重要ではないでしょうか。


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CAP : ANATOMICA BASQUE BERET

SCARF : VICUNANDINA

JACKET : ANATOMICA 1839 / RYE COTTON BLACK

PANTS : ANATOMICA #618 ORIGINAL

SHOES : ANATOMICA USN BOOTS

BROACH : ANATOMICA BASQUE BROACH

 

長々と綴ってしまいましたが、間違いなく他のジーンズと「差別化」できる1本ですので

ワードローブに新しく加えてみてはいかがでしょうか?

ANATOMICA全店舗スタッフ一同が自信を持ってお勧めする1本です。

 

ANATOMICA SAPPORO 伏見