今年も、そろそろアウターを準備する季節になってきました。
北海道という土地柄、アウター選びには慎重に成らざるを得ないですが、
まず、寒さレベル1の段階で重宝する《SINGLE RAGLAN COAT Ⅰ》をご紹介いたします。
ITEM : SINGLE RAGLAN COAT Ⅰ
FABRIC : GABARDINE (100% COTTON)
COLOR : NAVY / BEIGE
SIZE : 38(LADIES) / 44 / 46 / 48 / 50 / 52
PRICE : ¥120,000+tax
2009年にリリースされて以来、毎シーズン欠かさずに展開され、ANATOMICAのスタイルを構築する上では欠かすことのできないアイテム。これまでに”SINGLE RAGLAN Ⅰ” から “SINGLE RAGLAN Ⅶ”まで、素材の組み合わせを変えて7パターンも展開してきましたが、最もベーシックかつ「着用期間が長い」のが、この《一重のギャバジン》タイプです。
ANATOMICAのオリジナルファブリック、コットン100%の高密度ギャバジンを使用。防水スプレーをかけずとも、水滴が一滴も染み込まず、驚くほどに水を弾く。防風性の高い1着です。
CAP : ANATOMICA×Jonathan Richard / NEWS BOY CAP
SHIRT : ANATOMICA / WESTERN SHIRT
SCARF : ANATOMICA × Drake’s
PANTS : ANATOMICA / McQUEEN PANTS
SHOES : 1940’s USN SERVICE SHOES
ラグランスリーブによる、たっぷりとした袖口。着込んでもシルエットが崩れないAラインのシルエット。リバーシブルではない単衣の”SINGLE RAGLAN Ⅰ” は、フロントが比翼になっており、よりクラシックな雰囲気です。中にはステンカラーコートは「”比翼”じゃなきゃ嫌」だという方もいらっしゃるくらい、見た目の印象を左右するポイントですね。
いくら中に着込めると言っても、さすがに北海道の真冬にコレ一前で外を歩くのは厳しい…防寒重視のメルトンのコートやダウンを着る季節になるとステンカラーコートの出番は減ると思うのですが、実際には「秋」「春」と1年に必ず2シーズン着る機会があり、体温調節もしやすいので、トータルの着用期間で考えれば長く、自ずと出番の増える1着になるはずです。
CAP : ANATOMICA / BASQUE BERET
SCARF : VINTAGE
PANTS : ANATOMICA / #618 CALIFORNIAN Ⅰ
SHOES : ANATOMICA / ALHAMBRA SHOES
今でこそリバーシブルタイプの”SINGLE RAGLAN Ⅱ” の方が人気が出てきましたが、
まずは、ベーシックな比翼のステンカラーコートを1着ご用意なさると良いかと思います。
オン・オフでの着用ができ、長く飽きずに着れる安心感。
以前、ご年配のお客様が着ていらっしゃるコートがとても素敵で、失礼ながら「どちらのものですか?」と尋ねたところ「もう30年も前に買ったコートなんだ」とお答え頂きました。長い年月を共にしたからこそ、その方との雰囲気とよく合っていて、本当に素敵でした。このコートも、皆様にとって、そんな1着になればいいなと願っています。
ANATOMICA SAPPORO 伏見
011-219-1231