フランスのワークジャケットをベースにした “HOBEREAU”
毎シーズン欠かさず、様々な素材でリリースされるモデルですが、
本日ご紹介する1着は、Robert DoisneauやAugust Sander、Brassai Modianoといった
1900年代初期に活躍した写真家たちによって撮られた人々が
そのまま現代に現れたかのような雰囲気があります。
シンプルなジャケットですが、縫製の他にパターンも素晴らしく、
一度袖を通せば作業服からエレガントなジャケットへと様変わり。
この独特なパターンはピエールの指示の基、熟練された職人によって作られており、
某フランスの有名ワークウェアブランドで腕を磨いた70代のパターンナーによるもの。
ワークウェアでありながら、エレガントさを魅せる幅広のラペル。
ヒップが隠れるほど長めの着丈も、ANATOMICAならではの良さ。
着丈が短めのジャケットが主流となっている今、
この長さを着てこそ「スタイルがある」着こなしだと思います。
背面はワークジャケットに見られるベント無しではなく、上品さを感じさせるセンターベント。着丈が長いため、こういった部分で”動きやすさ””着やすさ”を確保。
上に並んだ写真だけでも、雰囲気の良さを存分に感じて頂けるかと思いますが、
今回ANATOMICAで初めて使用した生地は、コットン100%の「サテンモールスキン」です。
高密度に織られており、上品なツヤがあるのが特徴。
一般的に、男性用のフレンチワークウェアで見られるモールスキンは
分厚く、硬さのある生地が多いですが、このサテンモールスキンはそれよりも軽く、
1900年代初期に使われていた女性用のワークウェア ”ブラックワークドレス” に類似する生地感。独特なツヤと、織り方による”節”があり、単色でありながら存在感を放つ生地です。
ワークウェアですが、分厚いモールスキンではなく、
より上品なブラックワークドレスのようなサテン生地を使うというところに、
ピエールならではのエレガントな思考が垣間見えます。
CAP : THE INTERPRETATION BY ARCH
GLASSES : FRENCH VINTAGE
SHIRT : 1940’S USN POPLYN SHIRT
PANTS : ANATOMICA TANGO PANTS WOOL TROPICAL
SOCKES : PANTHERELLA
SHOES : ANATOMICA by ALDEN PENNY LOAFER
ITEM : HOBEREAU
COLOR : BLACK
FABRIC : SATIN MOLESKIN (100% COTTON)
SIZE : 46 / 48 / 50 / 52 / 54
PRICE : ¥89,000+tax
made in france
一見すると、単純な黒のジャケットのように見えますが、
その背景に様々な物語が隠されているような、魅力ある1着です。
ぜひお手にとってご覧ください。
ANATOMICA SAPPORO 伏見
“Le Olivier”
2019.04.27~2019.05.01
いよいよ今週末に迫ってきました、平成最後のゴールデンウィーク。
私たち〈 ANATOMICA SAPPORO 〉を運営するミサンガインターナショナルのショップ
〈 ARCH 〉〈 ARCH STELLAR PLACE 〉〈 ARCH HERITAGE 〉
〈 ANATOMICA SAPPORO 〉 の系列店4店舗にて、
4月27日から5月1日までの期間中、
“Le Olivier”( ル・オリビエ )と題した合同イベントを開催いたします。
4ショップの基盤とも言える『ミリタリーウェア」にフォーカスを当て、
それぞれお店のカラーを活かしたスタイリングを皆様にご提案致します。
期間中は現在、枯渇状態となっている、US ARMY-M65 FIELD JACKET と US NAVY-1940’s POPLIN SHIRT のデッドストックをお求めいただける貴重な機会となっております。
( ANATOMICAではピエールの意向により、M-65 JACKETの取り扱いはございません)
<開催店舗>
・ARCH : 札幌市中央区南3条西8丁目11-4 第一ビル1F 2F
・ARCH STELLAR PLACE : 札幌市中央区北5条西2丁目 札幌ステラプレイス CENTER 3F
・ARCH HERITAGE : 札幌市中央区南4条東1丁目 9-3 米村屋ビル1F
・ANATOMICA SAPPORO : 札幌市中央区南3条西8丁目11-4 第一ビル1F
イベント開催にあたり、今週より各ショップの ブログやインスタグラムにて
その様子を配信していきますので、どうぞお楽しみに!