「本藍」
“HON AI”&”INDIGO” FAIR
in
Anatomica Sapporo
— 2018.05.25(Fri)~05.27(Mon) —
「藍染め」
そう聞いただけで、心惹かれてしまうのは私だけではないはず。
それはきっと、私たち日本人が潜在的に持っている「美意識」の表れだと思います。
今シーズン、ANATOMICAでは様々な「本藍」を用いたアイテムを展開しています。
日本における藍の歴史は飛鳥時代にまで遡り、
貴族にとって、そして人々にとって欠かせないものでした。
一方、世界における藍の歴史は紀元前3000年頃までに遡り、
エジプト・インドなど数々の遺跡から藍染めの布が使用されていたことが分かっています。
「藍染め」は日本における特有の文化に思われがちですが…
実は、世界の歴史の中で、あらゆる民族の暮らしを彩ってきたものなのです。
【Arch】【genre】blogよりFrench Vintage Indigo
ANATOMICAと深く関わりのあるフランスもまたその一つ。
「ジャパンブルー」という言葉があるように、「フレンチブルー」という青が存在します。
かつては青色天然色素(パステル・ウォード)を用いた染織方法があり、
フランスの歴史の中でも「青」の染色は欠かせないものであったのではないでしょうか。
きっと、運の良い皆さんであれば、ヴィンテージショップなどで
一度はリネンにインディゴの染色を施したワークウェアなんかを見たことがあるはずです。
綺麗に色の抜けたは「青」は他のものとは別格の雰囲気がありますよね。
“オリジナル”と言われる数々のヴィンテージや民族衣装を見つけ、
そのアイテムが本来持っている魅力を見つけ出す、本物の”審美眼”を備えた
ANATOMICA デザイナー Pierre Fournierが
「本藍」ファブリックを使用することは必然であり、
ヨーロッパの工場にて製品づくりをするというのもまた必然なのかもしれません。
さて、前置きが長くなってしましましたが…
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今週末5月25日(金)~5月27日(日)の3日間、
ANATOMICA Sapporo 店内にて”HON AI”&”INDIGO” FAIRを開催いたします。
今シーズン展開している「本藍」French Garmentsをはじめとし、
”HON AI”&”INDIGO”にまつわるアイテムを一挙に披露いたします。
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この機会にぜひ「本藍」×「ヨーロッパ」の服の魅力を体験してください。
そして、着続けることで生まれるヴィンテージのような別格の風合いをお楽しみください。
今週は毎日ブログをアップしていく予定ですので、
そちらも楽しみにして頂けますと幸いです。
ANATOMICA SAPPORO
スタッフ一同