SHOE FITTING FAIR 〜REAL VOICE vol.1

今週末23日(金曜日)より開催される“ SHOE FITTING FAIR ” に先駆けて、

本日より3日連続で日頃よりANATOMICA SHOESを愛用して頂いているお客様の ”生の声“ をお伝えしていきたいとお思います!

 

それでは、第一回目はANATOMICA BY ALDENを愛用して頂いている3名の方に登場してもらいましょう。

 

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菅原 さん

職業 : システムエンジニア

Favorite Shoes : PLAIN TOE OX FORD CALF BLACK

 

アパレル関係でアルバイトをしていた菅原さんは、当時の先輩がいつもALDENを愛用していたそうでその姿を見ては、いつか自分もALDENを履いてみたいなと思う憧れの存在だったそうです。

 

その後、増々洋服と革靴にのめり込んでいった菅原さんは、ALDENの他にも色々な革靴を履いたようですが、最終的にはALDENモディファイドラストの履き心地に惚れ込み、今ではもっぱらALDENの愛好家になってしまったと話してくれました。

 

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現職場では毎日スーツでの出勤という事もあり、何足かのALDENをローテーションして履いているそうです。

一日の内多くの時間を仕事に向けているので、その時間も身体に負荷のかからない、履き心地の良いものを身に付けていたい!そんな想いからは、仕事にも一途に励む菅原さんの姿勢が垣間見えるような気がします。

 

いつも靴の手入れも怠らない菅原さんは、きっと今では誰かの憧れの先輩!! 的存在になっているのではないでしょうか。

僕、岩谷も菅原さんが20代前半の頃から知っているのですが、最近結婚もされ増々魅力溢れる素敵な男性になっていると思いました!本当に嬉しいです。笑

 

 

続いてお二人目は、こちらの方です。

 

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石田さん

職業 : 会社員

Favorite Shoes  : ANATOMICA BY ALDEN MOC TOE OX FORD CORDVAN BLACK

 

二十歳の頃からALDENを愛用しており、愛用歴は既に18年という石田さん。

履き始めたのは早かったものの、今まではワンサイズ下のサイズを履いていたそうで、なんか違和感があるな?と、思いつつも当時アドバイスしてもらった少し小さめのサイズを慣らして履いていたそうです。

 

ところが、数年後ANATOMICAでのフィッティングを受け自分の適正なサイズはもうワンサイズ上だという事に気付き、改めて本当の履き心地の良さを知ったと言います。

どんな時に履く事が多いですか?と言う僕の問いに対して、『履きたい時だよねー!』と答えるほど今ではその快適な履き心地に魅了されどんな時にでも気兼ねなく履いているそうです。

 

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PANTS : ANATOMICA #618 SLIM-FIT / SUMI-BLACK

 

アメリカのヴィンテージアイテムがいつもお似合いの石田さんは、トップスはどんなに野暮ったさや土臭さがあってもパンツの裾の丈さえ合っていれば、どんなコーディネートにもALDENは合うよ!と話します。

むしろそこに “アメリカ靴らしい” フトコロの広さのようなモノを感じるし、好きな理由かな、と 語る石田さんのリアルなスタイルは本当に等身大で、僕岩谷もいつもお手本にさせて頂いています。

 

上質な作りでありながら、タフに履き込める。そんな一面もALDENらしい所だと気付かされるインタビューでした。

 

 

最後となる3人目はこちらの方です!

 

 

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萩中さん

職業 : 公務員

Favorite Shoes : ANATOMICA BY ALDEN PLAIN TOE OX / CORDVAN BURGUNDY

 

ALDENを履くようになったきっかけは、ANATOMICAの洋服を好きになり、同じく人体構造学を元にした靴があるという事をお店で聞いて興味を持ったと言う萩中さん。

以前より革靴が好きで色々なものを試したと言いますが、履いたその日に靴ズレをしなかったのは“ALDENだけ” で、まるでオーダーメイドで仕立てたかのような履き心地には驚いたと話してくれました。

 

お仕事の時は制服なので履けないので、主にお休みの日に履く事が多いそうで、今では少しでも履ける時間があったら履いちゃってます!という表情からは、とても愛着が湧いているのを感じました。

 

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PANTS : LEVI’S 501

 

このコードヴァンを使用したモデルを選んだ理由には勿論その独特な光沢感に魅せられたという事もあるようで、今ではすっかりシューポリッシュに熱を注いでいるそうです。

ですが、そこは歩く為の靴ALDEN、ただ磨いて眺めるだけではなく実際に履いても満足度の高い1足はまさに鬼に金棒ですと語って頂きました。

 

 

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フェアー当日は、13モデルのALDENが店頭に並ぶ貴重な機会となり、私達スタッフがお客様のサイズ選びをサポートさせて頂きます。

 

また、歩行サンプルなどもご用意しておりますので、ぜひお時間を見つけてご来店下さいませ。

 

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【 ANATOMICA SAPPORO SHOE FITTING FAIR 】

開催期間 : 6月23日(金)〜6月27日(火) 

場所 : ANATOMICA SAPPORO 店内

TEL : 011-219-1231

住所 : 札幌市中央区南3条西8丁目10-2 第一ビル1F

 

最後に、ANATOMICAとALDEN MODIFIED LASTの関係性を改めてご紹介したいと思います。

まだ、ご存じないという方はとても興味深いストーリーとなっておりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい!

 

写真のv-tipは今から30年以上前のもので、モディファイドラストの歴史を物語る上で非常に貴重な一足。

ALDEN社が整形外科的なアプローチから木型の開発・改良を始めたのが1952年。
後にModifed Lastと呼ばれる木型が完成したのは、1963年の事だそうです。

 

そしてその「履き心地」と「見た目の自然さ」を両立させるべくUチップを理論的に具現化していったものこそがこの通称v-tipと呼ばれるalgonquinという最初のモデルなのです。

以降、ALDEN社はモディファイドラストに代表されるハンディキャッパー用のラインに限ってオーソペディックシューズ(整形)の専門店で販売していました。

 

そして1970年代後半、モディファイドラスト特有のフォルムの美しさと実用性の高い履き心地に魅せられ、いち早く目を向けたのが、パリのセレクトショップHEMISPERESの2人のオーナーであり、そのうちのひとりこそが現ANATOMICAのピエールフルニエ氏でした。

一部の人達の間で、このv-tipがJACOBSON(ヤコブセン)と呼ばれているのは、当時この靴を販売していたお店の一つがNYにある、オーソペディックシューズ専門店のJACOBSONだったことに由来します。

 

1970年代後半ピエール氏と共に初めてJACOBSONを訪れた当時のビジネスパートナーであった日本人の中村氏の話によると、そこは体育館のような広さで、店内には雑多にモディファイドラストの靴が並べられており、靴をフィッティングする為にチャーチチェアのような長椅子が置かれていたそうです。

そこで、いつもの自分のサイズの靴を購入しようとすると白衣を着た白髪のシューフィッターの店員に「私はこれから先のあなたの足に責任を持つことは出来ない。だからここで計測し推奨する以外のサイズを販売することは出来ない。」と言われたそうです。

 

当時所有していたアメリカ製の靴より1サイズ大きなものを奨められた彼は、後になって、今まで持っていた1サイズ下のアメリカ靴が全て履けなくなってしまったとのこと。

 

そして冒頭の写真のALDENこそ、その時にNYのJACOBSONで購入したモディファイドラストのv-tipなのです。

靴は足の自然な形態を邪魔しないストレート・インサイド(modified last)に勝るものは無し。
by Pierre fournier