“My Black Linen Vol.2″と称しまして、
私、伏見が愛用しているDOLMAN BLACK LINENをご紹介させて頂きます。
かなり私情の入ったブログとなっておりますが、どうかお付き合いくださいませ。
私がこのDOLMANを購入したのは、
確かANATOMICA SAPPORO がオープンした2013年の夏だったと思います。
昔からARCHでよく対応をしてもらっていたマサさんと、岩谷くんに
「最高なお店が出来るんだ!」とANATOMICA SAPPOROのオープンを聞きつけ、
お店が完成するのをワクワクと、楽しみに待ち侘びていたのを覚えています。
そのオープンが待ち遠し過ぎて、どんなお店なのだろう?と、
札幌店ができる前年には、わざわざANATOMICA TOKYOへ遊びに行ったほどです。
(右がARCH、左がARCHの隣にオープンしたANATOMICA)
それまでの私と言えば…
SAINT JAMESのバスクシャツに、フランス軍のM47、古着のGジャンというのがお決まりで、
学生の頃(約10年ほど前)から数年間、制服かのように、よく着ていたスタイルでした。
それが、ANATOMICAに出会い、ANATOMICAの代名詞とも言えるような
“BLACK LINEN” の “DOLMAN” に出会い、洋服の概念が変わったと言ったら大げさですが…
今までに無い洋服への魅力を感じ、これを求めていた!というような感動を覚えました。
現代には無い洋服のデザイン、光沢があり、上質なリネンの質感。
違和感なく着れるシルエットの良さ、そしてピエール・フルニエという人物像。
それまでと同じSAINT JAMESに軍パンでも、さっきとは打って変わって、
”フレンチ”な空気を纏えたような気がして、
自分のスタイルに自信が持てるようになった1着でもあります。
それからというものの、この季節になると、毎年飽きずに、
しかも、かなり高確率で出番の多い1着になっています。
日常使いでは勿論のこと、少し気を使わなければいけない食事のシーンだったり、
気心の知れた友人も、目上の方でも、会う人を選ばずに着れるのも、このDOLMANでした。
正直なところ「酷使している」と言っていいほど頻繁に着ていましたから、
今は最初の面影が無いほど、色は薄れ、光沢もなくなり、生地もクッタクタです。
それでも尚、愛着を持って着れていることが幸福ですし、
きっと、来年も、再来年も、5年後もずっと着続けていると思います。
個人的な想いをつらつらと綴ってしまいましたが、このブログをご覧の誰かにとって、
同じ気持ちを共有して貰える1着であり続けると良いなと、心底思うのです。
MODEL : DOLMAN
FABRIC : IRISH LINEN
COLOR : BLACK
SIZE : S / M / L / XL
PRICE : ¥75,000-
Made in France
ANATOMICA SAPPORO 伏見
(本日のブログでは当時を思い返し、ミサンガインターナショナル代表 山内を「マサさん」
現ANATOMICA SAPPORO店長 岩谷を「岩谷くん」と愛称で書かせて頂いております。)