本日は再入荷した “VICUNANDINA” SCARをご紹介いたします。
“VICUNANDINA”(ビクナンディーナ)というワードを聞いたことがあるでしょうか?
おそらく、聞き覚えはなくとも、見覚えのあるアイテムであると思います。
Vicunandinaは1955年 アルゼンチン北部のCatamarcaにて創業。
当時は観光客向けに、Catamarcaの伝統的な木製の機織り機で作り出された織物をポンチョ、ブランケット、ショールやスカーフなどにして販売していました。
その後、機械の改良や世代交代を経て、50年以上たった今でも当時からの手法は変えずに上質なアルパカやビクーニャウールを使った製品を作り続けている小さなブランドです。
使用されるVICUNA(ビクーニャ)は、南アメリカ大陸のアンデス地方に生息する草食性哺乳類の仲間。
標高約3700〜5000mという高地の草原地帯で群れを成して生活している為、その環境下に対応すべく進化した毛は断熱性にすぐれ、哺乳類の中では一番細く繊細な体毛を持つ生き物として知られ、その毛織物は昔から「幻の超高級繊維」と呼ばれるほど、高級品とされてきました。
あらゆる動物の毛の中で最も細く、柔らかな繊維を持つVICUNAの毛から生み出されたスカーフは今から真冬、春先までシーズンを通して使えるほど性能にも富んでいます。
「アンデスの黄金」「栗色の光沢」と呼ばれることもあるヴィクーニャ本来の色は、上品で優しさのある雰囲気。ANATOMICAのようにクラシックな素材を用いたジャケットやセーター、コートにはこのくらいの上品な色が、とても相性が良いのです。
パッと見て印象に残るようなアイテムではないかもしれませんが、
手仕事ならではの雰囲気が伺える生地感と、何年経っても廃れない天然素材ならではの
魅力がとても素敵なスカーフです。
COLOR : BROWN
SIZE : LARGE (156cm × 56cm )
PRICE : ¥39,000+tax
Made in Argentina
COLOR : BROWN
SIZE : SMALL (142cm × 26cm )
PRICE : ¥23,000+tax
Made in Argentina
冒頭でも一枚ご紹介しましたが、こちらはANATOMICA PARISのピエールの写真。
ほぼ毎日巻物をしているピエールも、特にこのVicunandinaはコーディネートに合わせて、色違い、サイズ違いで所有するほどお気に入りだそうです。
いかがでしょうか?
ANATOMICA PARIS は勿論のこと、東京・神戸・名古屋・札幌
どこかしらの店舗で、誰かが身につけているのを見た事があるのではないでしょうか?
それほどまでに、ANATOMICAのスタイルには欠かせないアイテムなのです。
大変稀少な繊維であるがゆえ、生産数は安定せず、オーダーはしていても入荷しない事もしばしば…天然素材だからこそ伝わる優しい質感や、長く使うことで生じる経年変化をぜひこの機会にお手に取って実感してください。
ANATOMICA SAPPORO 伏見