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1940’s US NAVY POPLIN SHIRT

前回に引き続き、明日より開催される系列4店舗〈 ARCH 〉〈 ARCH STELLER PLACE 〉〈 ARCH HERITAGE 〉〈 ANATOMICA SAPPORO 〉による、ミリタリーウェアにフォーカスを当てた合同イベント “Le Olivier(ル・オリビエ)” にて販売するアイテムをご紹介します。

今日は「 1940’s US NAVY POPLIN SHIRT 」にフォーカスします。

 

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US NAVY 1940’s POPLIN SHIRTS
Condition / Dead Stock
Size / 15 ( M相当 )
Price / ¥27,000+tax

 

1940〜1950年代中頃まで、US NAVY のデッキクルー達に向けて支給されていたオリーブカラーのワークシャツ。

夏の炎天下のもと甲板での作業を求められていたクルー達にとっては、涼しく丈夫な素材が必要不可欠とされていました。

 

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使用されているポプリンという素材は、 経(たて)糸と緯(よこ)糸の太さが同じで、経糸の密度を緯糸の2倍にし、緯糸をカバーするように織ってある平織りの生地を指します。

細番手の糸を使用することで肌触りが良く、古くから、ドレスシャツ、パジャマ、夏場の素肌の上に直接着る衣服に使われることが多い素材です。

 

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もちろん、生死をかけたミリタリーウェアーも国家予算という膨大な資金を使い、その技術がふんだんに使われていました。

 

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おそらくこのシャツも、民間で腕の良いシャツメーカーが、政府の要請によって作っていたと思われ、生地、縫製、ボタン、どこを取っても素晴らしい作りです。

ミリタリーウェアーの作りが良いと称される理由は、このような背景にあるのです。

 

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また、使い込んだ後の経年変化もこのシャツを語る上では、欠かせないポイント。

上の写真(左)はスタッフの私物、右の未洗いと比べると生地は風合いを増し、前立て(プラケット)には、縮みによって生じたパッカリングがとても良い味を出しています。

着込めば着込むほどその人の身体に馴染んでいき、加工では作り出せないエイジングを楽しめるのです。

 

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おそらく弊社のスタッフも、ほぼ全員が持っているであろうこのポプリンシャツ。

私たちにとっては、ブルージーンズやチノパンのように、これからの夏を意識したコーディネートに欠かすことができないマスターピースです。

とは言え、実際に作られていたのは今から約80年も前のこと。

今後は間違いなくこのような状態(デッドストック)での入荷はないと思いますので、ぜひこの機会にいかがでしょうか?

それでは、各店舗のコーディネートをご覧いただきましよう。

 

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ARCH 宅見
Hat / James Lock
Bottoms / Mojito
Shoes / Anatomica

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ARCH 宅見は、夏用素材であるポプリンシャツを、リゾートスタイルの要素をプラスし、軽快ながら男らしいコーディネートを意識しました。
パナマハットにエスパドリーユといったヨーロッパの伝統的なアイテムで、エスプリ漂う夏の着こなしです。

 

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ARCH HERITAGE 川上

Jacket / Kenneth Field

Bottoms / orSlow

Shoes / Quoddy

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ARCH HERITAGE の川上は、ワークシャツである「US NAVY POPLIN SHIRT」を上品なジャケットと組み合わせてコーディネートしました。

ポプリンシャツの軽やかな素材感に合わせて、涼しげな雰囲気のリネンジャケットを羽織り、パンツにはシャツとの親和性を考えて40年代 US NAVY をモチーフとしたデニムを選択。

 

足元は、Quoddy(クオディ)のモカシンシューズで、ARCH HERITAGE が軸とする “アメリカントラッド” を意識しました。

ソックスもジャケット同様にリネンの物を選んで素材感を合わるなど、細かな部分にもこだわってみました。

 

 

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ARCH STELLAR PLACE 阿部(L)

Bottoms / Boncoura

Shoes / Trippen

松本(R)

Jacket / A Vontade

Bottoms / Frensh Army

Shoes / TrippenL1007884

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ARCH STELLAR PLACE の阿部は、ポプリンシャツに5ポケットジーンズで、敢えて直球なコーディネート。

袖のロールアップの加減や、色落ちした BONCOURA の66デニム、直球だからこそ細部のバランスにも拘ってみました。

 

松本は、ミリタリーもの特有の野暮ったいイメージがあるオリーブとベージュに対して、デザイン性のあるジャケットとシューズを合わせ、あくまでも ”ファッション” として成立するようなコーディネートを心がけました。

特に【ミリタリーアイテム×trippen 】は ARCH STELLAR PLACE では鉄板の組み合わせです。

 

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ANATOMICA 川村

Beret / Anatomica
Jacket / Anatomica
Belt / Anatomica
Bottoms / Anatomica
Shoes / Anatomica by Alden

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ANATOMICA 伏見

Beret / Anatomica

Stole / Anatomica

Bottoms / Anatomica

Shoes / WakouwaL1008096

最後は、ANATOMICA SAPPOROの川村と伏見です。

ミリタリーウェアである、ポプリンシャツ を ANATOMICA の視点で着るのなら、合わせるパンツは断然 ” TRIM FIT PANTS ”

直訳すると、TRIM =「小洒落た・手入れの整った」と言う意味を持つ1960年代のパンツをベースにした1本は、カジュアルパンツの分類ではありますが、センタープレスを入れジャストレングスで穿くことで、アメリカのミリタリーを《 フレンチな装い 》へとイメージ変化させます。

2人とも至ってシンプルな合わせですが、シルエットや素材感、ディテール一つ一つに気を配ることで、
周りと差の付く、圧倒的に格好いいベーシックが出来上がるはずです。

 

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各店スタッフによるスタイリングは如何でしたでしょうか?

同じミリタリーアイテムでも、ちょっとした着こなしの違いによって、アメリカらしさや、フレンチなエスプリなど、印象は大きく変わるものです。

詰まるところ、ファッションは何を着ているかよりも、どう着こなしているか? が大事なのかもしれませんね…

是非、皆様も自由な発想でミリタリーウェアーをお楽しみください。

それでは、いよいよ明日より合同イベント”Le Olivier” の開催です!

 

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私たち 〈 ARCH 〉〈 ARCH STELLAR PLACE 〉〈 ARCH HERITAGE 〉〈 ANATOMICA SAPPORO 〉 の系列店4ショップでは “Le Olivier”( ル・オリビエ )と題した合同イベントを開催いたします。

4ショップの基盤とも言える、ミリタリーウェアにフォーカスを当てたこのイベントは、2つのミリタリーアイテムを、それぞれお店のカラーを活かしたスタイリングで皆様にご提案させて頂きます。

 

期間中、現在では枯渇状態となっている、US ARMY-M65 FIELD JACKET と US NAVY-1940’s POPLIN SHIRT のデッドストックをお求めいただける貴重な機会となっております。

 

<開催店舗>
ARCH : 札幌市中央区南3条西8丁目11-4 第一ビル1F 2F
ARCH STELLAR PLACE : 札幌市中央区北5条西2丁目 札幌ステラプレイス CENTER 3F
ARCH HERITAGE : 札幌市中央区南4条東1丁目 9-3 米村屋ビル1F
ANATOMICA SAPPORO : 札幌市中央区南3条西8丁目11-4 第一ビル1F