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博物館のようなアトリエで作る生地

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世界で最も多くの織り機を販売しているピカノール社のヴィンテージマシン。1960年代の伝統的なフランスのシャトル織機。戦前の整経機やドビー機、古いエジプト綿で覆われたボビン。

 

フランスの東に位置する、そのアトリエの内部はまるで織物の博物館のよう。けれど、それらはただの展示物ではなく、実際にガシャン・バタンと大きな音を鳴らしながら稼働している。

 

2024年春夏に入荷したフレンチガーメンツには、この東フランスのM社の生地がいくつか使用されています。M社では糸から生地に至るまで、すべての生産段階がアトリエ内で行われ、ヨーロッパの紡績工場の天然繊維のみを使用。原材料から選び抜いた生地作りをしています。

 

100年・200年と代々続く生地屋の生地を選ぶことが多いアナトミカですが、実はこの工場は創業間もなく、ヴィンテージファブリックに魅せられた青年によって始動したのです。「私はビジネスマンではない。最も重要なことは自分の好きなことを追求するだけだ。」という彼の思想はピエールと通ずるものがあると感じますし、実際に生地を触っていただければ、どれだけ素晴らしい生地を作っているか実感していただけるはずです。


– COLLETIN / コルタン –

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ITEM : COLLETIN

FABRIC : METIS DRILL (COTTON 55% / LINEN 45%)

COLOR : ECRU

SIZE : 46 / 48 / 50 / 52 / 54

PRICE : ¥107,800 (¥98,000+tax)

made in Franc

 

フレンチヴィンテージの定番的なワークウェアをベースにしたコルタン。今シーズンは、METIS DRILL のECRUにM社の生地を使用しています。育てれば育てるだけ格好良い生地になるでしょう。

 

この数シーズン、改めて”フレンチワークウェア”について深く考えているピエール。前回リリースした【FRENCH MOLESKIN / BUGATI BLUE】に引き続き、今回もフランスの生地を採用しました。

 

フランスの生地で、フランスのワークジャケットをフランスの工場で作る。もちろんデザインもパターンもフランスです。”フレンチワークウェア”と言うだけあって、本来そうあるべきだと思うのですが、その”当たり前”が当たり前のようにできない時代に「これが 本物=オリジナル なのだな」と気が付かせてくれるようなアイテムです。

 

ぜひ、お手にとってご覧ください。

 

ANATOMICA SAPPORO 伏見