Monthly Archives: 2024年4月

育てるフレンチワークジャケット

先日のブログ【博物館のようなアトリエで作る生地】はご覧いただけましたでしょうか?実際に生地に触れて頂いた方より「予想をはるかに超えてきてビックリしました!」という嬉しいお声をいただきました。

 

そこで気になるのがネイビーのコルタン。こちらもまた素晴らしい生地です。

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ITEM : COLLETIN

FABRIC : COTTON CHANVRE SERGE (COTTON 60% / HEMP 40%)

COLOR : NAVY

SIZE : 46 / 48 / 50 / 52 / 54

PRICE : ¥107,800 (¥98,000+tax)

made in France


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こちらは先日のアトリエとは異なりますが、COLLETIN(コルタン)らしく勿論フランスの生地屋を使用しています。CHANVREとはフランス語で「麻」を指し、綿60% 麻40%の混紡素材です。細番手のリネンではなく太番手ヘンプを混紡しており、裏面を見ていただくと織り方がよく分かると思いますが、平坦な織りではなく、筋やネップが所々混ざっている「ざっくり」とした質感の生地です。

 

例えるのならデニムに近いですが、デニムよりも柔らかさがあり、もちっとした弾力があるのが特徴。きれい目に着るというよりは ガシガシと着て、まるでヴィンテージかのように育て上げるのが格好良い生地だと思います。

 

1937年創業、代々家族経営にて運営しています。とても小さな工場ですが、環境を大切に、できる限り地元の資源を用いながら、天然繊維100%の生地を作るフランスの生地。ピエールからは「白とネイビー、 どちらの生地も素晴らしい!」と太鼓判をいただいていて、札幌店では両色とも一番最初にオーダーを決めたアイテムです。

 

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どちらの生地にするか迷われると思いますが、実際に見て触れて、その感触を確かめて頂けると嬉しいです。…そもそも「コルタンって何?」と気になった方は、こちらのブログ【フランス製”コルタン”内タグの秘密】もご覧くださいませ。

 

ANATOMICA SAPPORO 伏見