My Favorite Harris Tweed Jacket

本日は僕、山内が所有するANATOMICAのHarris Tweed Jacketをご紹介します。

 

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ANATOMICAからこのJACKETがリリースされたのは2009年の秋。 完成に至るまで細かい修正が繰り返されたのちに、仕上がった一着です。

 

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※この写真は、当時のサンプル写真。細かい修正箇所が約18箇所にも及んだ末に完成しました。

 

自分のものは初リリース時の2009年の秋に購入したので、今シーズンで5年目となります。

 

ちなみにこのダークグレイのヘリンボーンは、2009年からずっと定番的に展開されている唯一の生地です。

 

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Harris Tweedのジャケットは、自分にとってはジーンズのようなもので着込むほどに自分の体に馴染み、同時に愛着も湧いてくるので、気づくと手放せないモノになっていました。

 

だからこそ、シーズン限りで着れなくなってしまうようなデザインや柄のモノはハリスツイードのジャケットというカテゴリーにおいては選ぶべきではなく、何年経っても着続けることの出来る普遍的なスタイルと柄を選ぶのが良いというのが僕の考えです。

 

そういった意味ではこのANATOMICAのHarris Tweed Jacketは、とてもおすすめ出来る一着です。

 

余談ですが、先月の海外出張時にANATOMICA Parisのピエール、チャールズ、ANATOMICA東京の寺本さんと共に2015年秋冬用の生地の選定でHarris Tweed社を訪れた時のことです。

 

既に数百種類の生地を見て、チョイスしたのはたったの一つ。

 

ヤキモキした担当者がスコッチウイスキーを出してきて、『これ飲んでもっとリラックスしなよ。そしたらもっと沢山選べるから』と言わしめたほどです。

 

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ANATOMICAのモノ作りには製作期間の期限はなく、スタイル、素材(柄)、シルエット、縫製の全てにおいて、何年かかっても納得出来るものとして完成された時に初めてリリースされます。

 

今シーズンのハリスツウィードジャケットも選りすぐりの4種類の柄が全て出揃いましたので、この週末、是非店頭にてご覧下さい。

 

ANATOMICA 山内