本日のBLOGでは私、伏見が個人的にお勧めのシャツ”Y.P.O.W”をご紹介いたします。
お洋服の中には見た目だけで惹かれてしまうほどデザイン性に富んだもの、
薀蓄や背景等、語りどころの多いものなど惹かれるポイントが様々あると思いますが、
実際に触れて、着てみて、はじめて納得できるのが「シャツ」の魅力だと思います。
数ヶ月前から店頭に並んでいたものの、
私自身このシャツの魅力に気が付くのが少し遅かったようで…
先日ふとした瞬間に「素晴らしい!」と自分用に購入してしまいました。
BERET : ANATOMICA BASQUE BERET
PANTS : ANATOMICA #618 ORIGINAL
SHOES : ANATOMICA USN SHOES
SUNGLASSES : ANATOMICA GRANT GLASSES
BANGLE : ANATOMICA BASQUE BANGLE
もちろん私が着るには”ジャストサイズ”とはならないのですが、こんな風に一枚で、ジーンズにさらりと合わせるスタイルが理想です。本来シャツはジャストサイズで着るものですが、女性の特権を活かした、女性だからこそ出来る格好いいスタイルだと思っています。
Y.P.OW は”Young Prince Of Wales” の頭文字から取っており、
英国王室のエドワード8世が若かりし頃に好んで着ていたシャツをモチーフとしています。
「歴史の中の洒落者」と言われるほどファッション業界では皆、影響を受ける人物ですが
デザイナーのピエールも度々”Young Prince Of Wales”をモチーフにしたアイテムを作っています。
ワイドスプレットのカラーが英国らしく、ネクタイとの相性も抜群。
シャツとネクタイの選び方一つで、男性のスーツスタイルは数倍も格好良く見えますね。
かといって、日常でネクタイをするシーンというのはそう多くはないでしょう。
襟にはカラーキーパーが入っていますが、芯を抜いてボタンを開けて着ても良いのです。
これはピエール自身が推奨しているスタイルであり、
一枚でも「洒落者」の雰囲気が存分に伝わるののが、ANATOMICAのシャツの魅力です。
袖口の仕様にも拘りあり。ボタンが中心よりも少し高い位置に施されている為、
折り返して「ダブルカフス」のように着るのもお勧めです。
お恥ずかしながらピエールに聞くまでは知らなかった着方なのですが、
それ以降、古い雑誌や写真を見るときには、欠かさず袖口の着こなし方を見るようになりました。普段から真似したいテクニックの一つです。
素材には”KING COTTON”と呼ばれる、ブロードの生地が使われています。
主張しない小さめのギンガムチェックで、肌に触れるとサラリと心地よい。
見た目も肌触りも清潔感のある素材。ほんのり艶があり、目が細かい事が分かります。
いくら私が格好いいと思っていても、本来は男性に着て頂きたいもの。
そこでメンズスタッフに協力してもらい、それぞれにスタイリングしてもらいました。
JACKET : ANATOMICA MARTINGALE
TIE : DRAKE’S × ANATOMICA
PANTS : ANATOMICA TRIM FIT PANTS
SHOES : CHURCH’S CHETWIND
VEST : ANATOMICA POULSARD VEST
PANTS : ANATOMICA TRIM FIT PANTS
SHOES : CHURCH’S CHETWIND
奇遇にも、二人とも選んだパンツは先日入荷したばかりのTRIM FIT PANTS でした。
この深みのあるベージュの色が、ブリティッシュな雰囲気でついつい合わせたくなるのでしょうね。ぜひ、皆様もご来店された際にはANATOMICA PARIS のシャツに注目して見てください。シャツこそ、実際に触れて、ご試着して頂きたいです。
ITEM : Y.P.O.W
COLOR : MINI GINGHAM CHECK BLUE
SIZE : 38 / 39 / 40 / 41 / 42
PRICE : ¥28,000+tax
ANATOMICA SAPPORO 伏見