PRICE 31,500- yen
COLOR NATURAL WHITE/ NAVY / OLIVE
SIZE XS / S / M / L / XL
先日ご紹介したMOCNECK SWEATERやKNIT VEST同様ウーステッド(梳毛)によるタートルネックセーター。
ANATOMICAではシェットランドウールを使用したタートルネックセーターがイメージに強いかと思いますが、今シーズン初リリースとなるこちらも無骨な雰囲気ながら着心地の良い1着です。
1940’sのUS NAVYに支給されていた希少なタートルネックのセーターをベースとしており、最大の特徴は唯一のデザインとも言える胸から肩にかけての編地の切り返し。
当時実際に使われていた矢降り(やぶり)と言われる特殊な編み方は、横方向に対しての可動域を広げる効果があると言われます。
機能性を重視したディテールながらデザイン面から見ても一役買っている部分かと思います。
TOPS : US NAVY CPO SH DEAD STOCK
SCARF : Drakes / BLACK DOT
PANTS : ANATOMICA CHINOⅡ / BEIGE
SHOES : ANATOMICA × ALDEN V-TIP OX / BLACK CALF
US NAVYのCPOシャツを基調としたコーディネートのサンプル例。
と言うのもこのコーディネートにはちょっとした思い出があるのですが…
とある展示会場にてお会いした60代の男性(某ブランドのデザイナーさん)は、その日まさしく白いタートルネックセーターにUS NAVYのCPOシャツを羽織り、ジャストレングスに丈詰めしたUS ARMYのチノパンに奇麗にセンタープレスを入れ、足下はUS ARMYのコンバースというコーディネートでした。
一見、全身米軍のアイテムでアメカジな印象にも感じる合わせだったのですが、その絶妙なサイズバランスや品のある着こなしはまぎれも無くフレンチスタイルを感じました。
衝撃を受けた僕は隅々までその方の着こなしに見入ってしまい、アメリカとヨーロッパのアイテムは共存出来ないと考えていた今までの概念は180度くつがえされ、着こなしの幅を教わった気がしました。
中でもネイビーのシャツから覗かせる真っ白なタートルネックのセーターは全てのアイテムを調和させる役目を果たしているように見えたのです。
それ以来このコーディネートは僕の中での永遠の定番になり、年を重ねるにつれその男性に近づけていたら良いなと思っています。
皆さんもジャンル問わず色々なアイテムにこのタートルネックセーターを取り入れてみてはいかがでしょうか ?
是非、店頭にてご覧になってみて下さい。
ANATOMICA 岩谷